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日本と台湾では、
仕事に 対する考え方が全然違うのをご存知でしょうか?
日本では一度就職したら、できるだけ長くその会社に貢献するのが一般的に良いとされていますね。しかし、台湾はなんとその逆の「転職文化」!転職するのは当たり前、よりよい職場環境を求め、若者は転職を繰り返します。 今回はそんな就職事情を背景に、両国の【面接】の違いをご紹介したいと思います! 日本
では毎年過激な就 職活 動が行 われてい ますが、第一の試練として絶対に通らなければならないのが面接!日本企業の面接は世界の中でも最も厳しいと言われています。どの企業の面接をするにも、基本的なルールが存在し、大学や予備校では面接講座が開かれるほどです。そのルールを知っているのか知らないのかで、面接戦争に生き残れるかどうかが決まってきます!
ここでは簡単に、その基本的なルールをご紹介します!メモのご用意を! 面接の目的は、会社とあなたの相性を見ることです。初めて付き合うカップルのように、相手の趣味やいいところ、悪いところも全部知って、うまくいくかどうかを考える…これが面接です。
採用側(企業側)が知りたいと思っていることは次の6つ! これを面接の中で上手に伝えられるように、事前に準備しておくといいかもしれません。 ①適性(与えられた仕事をきちんとできるかな?) ②意欲(積極的に仕事をしてくれるかな?) ③適応力・協調性(会社の中で、みんなと仲良くできるかな?) ④責任感(途中でやめたりしないで、最後まで仕事をしてくれるかな?) ⑤社会性(基本的なマナーを知っているかな?) ⑥人間性(一緒に仲良く仕事できるかな?) 面接は、会場の中だけではありません。そこまでどんな行動をしていたか、というのも、日本企業は見ています。
例えば… ①面接開始の10分前には会場に到着しているかな? ②会社に入った瞬間からもう面接! 受付などで、きちんと話すことはできているかな? ③面接を待っている時の態度はどうかな? (喫煙や、大きい声でのおしゃべりは絶対ダメ!) ④会場に入るとき、ノックはできているかな!?これ常識! ⑤面接中、かばんは足元、手は膝に、きちんと座って姿勢よく! ⑥退室するとき、椅子から立ち上がって「礼」。ドアの前で「礼」。 2回の「礼」をきちんとできているかな? どんな企業でも、面接の時にはきちんとした服装をしなければなりません。
基本的には、男性は紺、黒、グレーのスーツ!シャツは白!ネクタイは派手なものはダメ! 女性も紺、黒、グレーのスーツ!ブラウスはリボンやフリルのないもの!ヒールは高くないもの!男女共に、髪の色は黒がいいようです。 清潔感のある髪型で、ウイッグは好まれませんので気をつけましょう。 ※長髪の女性は後ろで必ず髪を結びましょう。 緊張すると、日本人でも間違えてしまう敬語…特に相対敬語の日本語は、謙譲語や尊敬語の使い分けが難しいですね。面接の前には敬語をきちんと勉強し、友達同士のような言葉遣いにならないように気をつけましょう。
一方、台湾の面接はどのようなものなのでしょうか。その背景にある就職事情からご紹介したいと思います。
台湾では、日本で行われているような就職活動はありません。そのため、多くの人は大学卒業後から仕事を探し始めます。大学院への進学を希望する学生も大勢います。しかし最近では不況の影響で、進学よりも就職を優先する学生が多いようです。あるサイトが今年卒業見込みの学生に対して行った調査によると、卒業後の進路を「就職」とした学生は89%にも達し、去年と比較すると20%近く増加したそう。日本も台湾も不景気による将来への不安は大きいようですね…
そんな中、台湾の就職活動はどのように行われているのでしょうか。 企業のことを知るために、学生はインターンシップに参加したり、インターネットで積極的に情報を集めています。また、エントリーシートもないため、履歴書のみで勝負!
主に企業側が重視しているのは、出身大学のランキングや在籍中の成績です。 台湾での「面接」はあなたと企業の商談の場です。日本の面接では絶対にできないようなこと…例えば勤務時間の長さや希望の給料額などの交渉を面接の場で行います。あなたと企業側はほとんど対等というような認識ですね。自分は商品であり、いかに良い環境を与えてくれるのかを交渉する、というのは日本の面接にはない考えです。
礼儀作法(マナー)は美徳とされている日本では、面接時も厳しいチェックが行われますが…台湾ではどうでしょうか。近年、台湾では面接マナーをテレビで教え始めています。しかし、大学などでの就職活動セミナーのようなものはなく、決まったルールというようなものはあまり根付いていないです。マナーも個性の一つという考えの人も多いです。あなたが今まで培ってきた日常のマナー、礼儀作法を存分にプレゼンテーションし、自分という商品をうまくアピールしなければならないのですから、決まったルールがある日本よりも、ある意味難しいですね。
日本ではスーツが基本!と紹介しましたが、台湾でもスーツを着用するのでしょうか。台湾で生活しているとスーツを着ている人をあまり見かけず、実際に面接時も日本のように堅苦しくないです。
一般的な企業の面接では、男性はほとんどがスーツ着用です。女性は普段着よりも少しお洒落に、綺麗に…という服装を心掛けますが、これも個性が発揮される場なのです。 男性に比べ、女性の服装の自由度が高いですね。決まったルールがない分、自分の持ち味を活かした面接ができるのは、日本にはない利点ですね。 では最後に、損をしないためにここはおさえておきたい、日本企業の面接でよく聞かれる質問をまとめてみましたので、参考までに御覧ください!
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